S15 SILVIA ACCIDENT(1/3ページ)


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手馴れたS15の事故復元修理です。
FRで比較的単純な構造のモノコックボディーですが
あなどってはいけません。

作業の性格上エンジンユニットは脱着しての作業となります。

エンジン搭載状態での復元作業も技術的には可能なのですが、
損傷範囲に死角が発生しやすく、数値的精度も低くなる方向になる為、
我々は、大体エンジンユニットを脱着して作業します。

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3次元計測及びアライニング(モノコックボディーのアライメントの事)
が終了し、新たな骨格パネルを立付後、溶接した画像です。

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FRPボンネット&FRPフロントバンパーのフィッティング確認の画像です。
社外品FRPパーツは製品の個体差も若干ありますので、
予め、純正部品で立付確認してからの装着確認となります。

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フィッティングも良好で純正クオリティーに限りなく近く作業可能です(*⌒∇⌒)ノ彡☆
作業する側も気持いい〜〜

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エンジンルームの防錆作業の画像です。
エンジンがないので、とことん作業可能です。

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サイドメンバーの内部にも防錆剤をしっかり挿入可能です。
エンジンを脱着しての作業なので、コストは勿論上昇しますが、
細部にわたり繊細な作業が可能となり、結果的にボディーの
消耗サイクルを最大限に長く出来るのではないでしょうか?

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配線や配管その他付属品を組み立てた図です。

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エンジンルームが一部塗装済みなので、
繊細さが非常に必要な所でもあります。(汗)