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反対側のリヤフェンダーまで歪んでいるのが分かります。

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左側のドアの写真です。
木の枝か何かに擦った後があります。

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今回シャシーダメージを負っているので、
シャーシーアライメントの測定及び修正から作業します。
シャシーアライメントにつきましては、
トップページのメインメニュー内のボディーチューニングのところに詳しく載っています。
是非見てくださいね。
画像はセットしている最中です。
白色のジャッキはワンオフで作りました。油圧で上下します。

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シャシーアラメントを精度良く測定&修正するには、メンバー及びサブフレーム類の
ボルトオンシャシーパーツを単体もしくはアッセンブリーにて取り外す必要があります。
画像はフロントサスペンションクロスメンバー&主要付属品です。
フロントタイヤ&ホイールからのダメージが大きいので、当然の様にこれらは点検項目に該当し
必要に応じてステアリングラック及びサブフレーム及びその他の付属品を修正もしくは
新品パーツにて組み立て直します。

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こちらは、リヤ周りです。
アッセンブリーでは、重たすぎておろせないので、
リヤアクスル&デファレンシャル&サブフレームといった感じに車体から
分散して取り外します。
奥に見えるのは、フューエルタンクです。

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車体の底にもダメージがあります。
インタークーラー・ラジエター・コンデンサー・フロントパイプ・リヤマフラー・フューエルタンク等が
メカニカルパーツの損傷範囲に該当します。

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最近のアルミフロントロアアームは、一定の衝撃を超えると
このような変形になります。
なので、ブッシュやアーム本体で衝撃を吸収してクロスメンバーや、
シャシーのダッシュロアパネルは損傷ないだろう・・・と
良く勘違いしがちですが・・・
正しくは、アーム本体で吸収した衝撃は一部で、
その他サブフレームやクロスメンバー&シャシーで分散して衝撃を受け止めている計算になります。
なので、シャシーの計測が必要になるのです。
アーム類だけ交換して修理を完成した車両を良く見かけますが、
大半はホイールアライメントで正規の数値に誘導したり、
アーム類の取り付け部の穴加工で対応したりが多い傾向にあります。


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リヤの測定中です。